おいしいドッグフード選び
食事は、愛犬にとって大切な楽しみの一つです。
ですから、飼い主はできるだけ美味しくて体に良いものを与えたいと思うものです。
しかし、私たちはドッグフードを食べることはありません。
ただ、飼い主の中にはドッグフードを味見したことがある人もいるでしょう。
しかし、食べてみて美味しいと感じたことがある人はほとんどいません。
人間と犬とでは味覚が異なるので、美味しいと感じるものも異なるのです。
では、犬にとってはどのようなものが美味しいのでしょう。
まず、犬が美味しいと感じる条件で最も大切なのは嗅覚です。
犬の鼻は人間よりもとても優れています。
味覚も優れていると言われていますが、人間のように味付けは大切な要素ではありません。
素材そのものの味で美味しさを感じます。
嗅覚と味覚とを満足させるためには鮮度の高い素材を使用していることが大切です。
粗悪なドッグフードは鮮度の低い素材を用いていることがあります。
そうすると犬は匂いや味からそれを察知して食べたがりません。
そのため、それを隠すために大量の添加物で匂いや味を変えるのです。
ですから極力、添加物が使用されていない物の方が安全ですし体にも良いです。
もう一つ大切な要素として良質な動物性たんぱく質が用いられている点です。
犬はもともと肉食動物なのでたんぱく質が最も必要な栄養素です。
そのため、犬にとって良い食事は栄養素の3分の1から半分がたんぱく質であるものです。
たんぱく質というと肉、魚、大豆が挙げられます。
この中で大豆が用いられている場合、注意が必要です。
大豆はダイエット食で用いられていることがありますが、アレルギーがある場合があるのです。
また、大豆ミートは大豆の搾りかすなので、大豆ミートが使用されているものは購入を避けましょう。
ドッグフードを購入する際に、以上のことに気を付けて購入するようにしましょう。
もしも、今まで食べていたものと違うものに変えるときには少しずつ変えるようにしましょう。
突然新しいものになると警戒したり、お腹を壊したりすることがあります。
ですから、それまで食べていたものに少しずつ混ぜて切り替えるようにしましょう。