ヘルニアの犬におすすめドッグフードとは?
ダックスフントやコーギー、ビーグル、パグなど人気の犬種でもある犬は椎間板ヘルニアを起こしやすい犬種でもあります。
特にダックスフントは長い背骨と短い脚、加えて太りやすい体質ということがあり、若いうちにヘルニアを発症してしまう子も多くいます。
ヘルニアになりやすい犬種の子には、特に食事と生活環境に気を配ってあげる必要があるのです。
ダックスフントはもともとアナグマや野ウサギの狩猟用として活躍していましたので、筋肉量が多く、かつ相応の運動量を必要とする犬種です。
運動不足によって肥満になりやすく、体重増加によってさらに背骨や腰に負担をかけることにもなります。
ですから、椎間板ヘルニアになりやすい犬種の子には、高たんぱく質で低カロリーな食事を選んであげると良いのです。
肉や魚といった動物性たんぱく質の配合率を高め、カロリーの高い炭水化物を控えめにした、穀物フリーやグルテンフリーのプレミアムドッグフードがおすすめです。
普段の生活においても、段差の昇り降りをさせない、床にカーペットやじゅうたんを敷き滑りにくい状態にする、抱っこは横抱きをする、激しい運動をさせ過ぎない(適度な散歩)など、腰や背骨、足の関節への負担を減らしてあげる工夫が必要です。
ダックスフントのような小型犬の場合、1日に1時間程度の散歩で充分といわれています。
せっかく運動や食事で体重コントロールを意識しているのですから、ついついあげてしまうおやつもあげすぎには注意が必要です。
案外カロリーが高いものですから、肥満の原因にもなります。
おやつはあげるものを厳選し、量も控えめにしましょう。