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老犬がいつものフードを食べない時は

「いつもは残さず食べているドッグフードなのに最近残すようになった」と、飼い犬の件で実家の母から連絡があったので、ドッグフードについて調べたことを説明します。

ちなみに飼い犬は14歳の老犬です。
老犬になると味覚や嗅覚の低下により、嗜好が変わることがあります。
いつもと違うフードや手作りごはんを少量ずつあげてみると、喜んで食べてくれる場合もありますが、噛む力自体が弱くなり固いものが食べにくそうな場合は、ふやかしたフードやあらかじめ半生タイプのフードを用意しあげてみましょう。
また、フードを温めてあげると匂いが強く出て、嗅覚を刺激し食べてくれることもあります。
一手間をかけることが大事なのです。

犬も人間と同じように加齢と共に基礎代謝が低下したり、内臓の機能が落ちたり、運動量が減ったりするので食欲も落ちますから、本能的に食べる量を抑えるようになります。
本来、肉食の犬は人間以上にタンパク質を必要とするので、良質な肉タンパク質を摂らせること、消化機能が低下し下痢や嘔吐をしやすくなるので、消化吸収がしやすいものを選ぶことを心掛けて、適量をあげることが大切です。

もちろん、適度な散歩やボールなどの遊び道具を使った運動も、食欲増進には大事な要因です。
運動量が減る原因には、犬の関節や足腰が弱くなるということもありますので、コラーゲン、グルコサミン、コンドロイチンなどの栄養素を意識してあげることも、頭の隅に置いておきたいですね。

ただし、肥満は老犬には大敵ですので、フードのあげすぎには気をつけましょう。
しかし、こうやって犬の健康状態を常に気にかけていても、病気による食欲減退の場合もありますので、普段と違う様子のときはやはり、病院に行って診てもらいましょう。

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