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ドッグフード添加物の安全性(クエン酸)

ドッグフードの原材料を見てみますと、添加物の記載の中に酸化防止剤として「クエン酸」が配合されているものが多くあります。
ここでは、このクエン酸が犬の体に良いものかどうか解説します。

結論からいうと、クエン酸に関しては天然由来のものですので、ローズマリーや緑茶の抽出物と同様に、安全な添加物の一つとして数えられます。
このクエン酸の原材料となるのは、梅やレモンなどの柑橘類の他、イモ類などです。
イモ類からクエン酸が生成されるのは意外かもしれませんが、特定のカビの発酵によって、果実から分離抽出したものと同等のクエン酸が安価に生成できるのです。

このようなクエン酸には、酸化防止の添加物としてだけでなく、人間の体にも嬉しい「キレート効果」が備わっています。
この「キレート効果」の「キレート」とは、カニがハサミで捕まえて体に取り込む、という意味があります。
併せて、不要なものであれば、体外に排出してくれるのです。
クエン酸が犬にとって不要な栄養素を排出する時は、多くの水を伴うので、利尿効果も期待できます。
ちなみに、キレート効果のある物質としてクエン酸は代表格なのですが、クエン酸の他にも、このキレート効果が期待されている成分や食品はあります。
このキレート効果の一つに消臭機能が期待されているものもあり、便臭を抑制するドッグフードもあります。

さらにクエン酸は、犬や猫の肝臓障害や栄養補給の用の薬剤にも使用されることがあります。
このようにドッグフードに添加されている成分の中でもクエン酸は、安全性の高い添加物といえるでしょう。

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