ドッグフードとは
ドッグフードとは、犬が日常的に食べるために、商用として工業的に作られた食品のことです。
ドッグフードは本来、犬が嗜好を満たし栄養を摂取するためのものです。
しかし商用であるため、安価なものには犬の嗜好を満たさず栄養もあまり摂取できないものが少なくありません。
犬に不要なものや有害なものが含まれているものもあります。
犬が必要とするものは卵や肉、魚などの動物性たんぱく質です。
それにも拘わらず穀物などの植物性たんぱく質や炭水化物、食品添加物、畜産副産物などが加えられているものが数多くあります。
動物性たんぱく質でも人が食べられない畜産副産物を使用しているものもあり注意が必要です。
高価なものには犬の嗜好を満たし必要な栄養を満たすものもあります。
ドッグフードの形態には、伝統的なものでは大きく分けてドライタイプと半生タイプ、ウェットタイプがあります。
ドライタイプは水分量が10%より少なく保存性に優れ犬に与えやすく、半生タイプはそれが25%ほどであり、ウェットタイプでは60%より多く保存性は劣りますが犬の嗜好に合いやすいです。
新しいドッグフードの形態には、冷凍タイプ、フリーズドライタイプ・脱水タイプ、冷蔵タイプといったものもあります。
冷凍タイプは加工処理による組織栄養分の破壊が抑えられており、フリーズドライタイプや脱水タイプは湯を加えると本来の形状に戻すことができます。
冷蔵タイプは低温殺菌により材料の鮮度を保っています。
このようにドッグフードは現在さまざまなものが流通しており、注意は必要ですが、目的に合わせた選択の幅は広がってきています。