シニア犬に適したドッグフードを与える理由は?
生活環境が良くなったことから人間と同じように長生きする犬が多くなりました。
そのため犬の高齢化も進んでいます。
犬の寿命は犬種ごとに異なりますが、人間と比べるととても短く、平均12歳から15歳といわれています。
しかし栄養状態、住環境、医療技術などが向上し、犬の平均寿命も上がっていることが分かっています。
愛犬が健康で長生きするためには適度な運動、定期診断が大事であると同時に、食生活を見直すことも重要です。
犬も高齢になると筋力が徐々に低下し、体力も衰えます。
すると若い時よりも活動量が減り、基礎代謝も減少して太りやすくなるので、必要なカロリー量も減ります。
そして活動量が減ることによって消化機能も衰えるため、シニア犬に合わせたドッグフードを与える必要があります。
ではどのようなドッグフードがシニア犬に適しているのでしょうか。
シニア犬のドッグフード選びには「良質なタンパク質」「低カロリー」「消化吸収が良い」という3つのポイントがあります。
犬も高齢になると足腰が弱くなっていきます。
そこで筋肉と健康の維持に欠かせない良質なタンパク質をドッグフードで与えることが必要です。
しかし運動量が減るため、成犬と同じカロリーのフードを与えると肥満になる可能性があります。
人間と同じように犬にとっても肥満は関節を痛めたり、心臓に負担をかけてしまうの危険性があるので低カロリーのドッグフードを与えるのが良いでしょう。
そして高齢になると消化機能も落ちていくので成犬と同じドッグフードを食べたシニア犬は便秘になったり、下痢をしたりすることがあります。
内臓に負担の少ない原料が含まれた消化吸収の良いドッグフードが最適です。
また、愛犬の消化が悪いと感じたら、ドライフードの場合はぬるま湯でふやかしてから与えると食べやすく、消化も良くなります。
このようにシニア犬に適したドッグフードを与えることが重要になります。